ボルネオ島のマレーグマを保護するBSBCC JAPANと連携し、この問題を多くの人に伝えています。
マレーグマは世界最小の熊で東南アジアに生息しています。
体重の平均は50㎏ほどでもっともっと小さい個体もいます。臆病でおとなしい性格のため、違法なペット取引や密猟、漢方に使われるなど多くの被害に遭い、急激に数を減らし現在では絶滅危惧種となっています。また、生き残っているマレーグマも、パーム油のプランテーションが拡大したために住処を失いつつあります。そのため、スピード感を持った対策が必要です。
現在毎日100種類もの生物が絶滅していると言われていますが、その原因は人間活動にほかなりません。しかし、私たちの生活を今すぐ止めるようなことは当然不可能です。多くの人や国や経済界がともに考え、人間以外の生物を含めた持続可能な世界を目指すことが大切です。
私たちはこの問題の象徴としてマレーグマにスポットをあて、多くの人が考えるきっかけとなるよう願いを込めて「マレーグマ保護プロジェクト」をスタートしました。
スクールプログラムではBSBCC(ボルネオ島マレーグマ保護センター)をオンラインで見学し、保護されたマレーグマを観察します。またどのような状況で保護されたか、どのように野生に戻すサポートをしているか説明を聞きマレーグマへの理解を深めます。ニンジンを食べるマレーグマは本当に愛らしく、毎回たくさんの質問がでます。
【学校で実施希望の場合】
SDGsベースの授業が1コマ+マレーグマ保護プログラムの授業が1コマ、計2コマが必要です。
2コマ続きの授業をお願いしております。
こちらは消耗品(付箋)と別途通信費が必要となります。詳細はお問い合わせください。